掲載日 : [2003-06-11] 照会数 : 4447
東京韓学に「英語図書室」 リスニング用CDとテープも(03.6.11)
[ 児童の利用を待つ「英語図書室」 ]
東京韓国学校(孫性祖理事長、金龍満校長)初等部校舎に10日、「英語図書室」がオープンした。11日から児童に開放する。
「英語図書室」は普段は「語学室」として使われている教室に置いた。専用の書架を4つ設置、絵本のような比較的読解の易しいものから『ロード・オブ・ザ・リング』のような冒険小説まで約1000冊をそろえた。
蔵書の一部はCDとテープにもなっており、専用のCDプレイヤー10台を利用して耳からも英語の理解を深めることができる。
昼休み時間にはネイティブの英語教師が常駐、放課後は英語に堪能なPTAメンバーが交代で詰め、児童への読書指導や書籍の貸し出しにあたる。
同校は昨年度からネイティブの教師が英語で授業を行う「イマージョン」教育を初等部のカリキュラムに取り入れるなど、特色ある語学教育を進めている。
近く米国の小学生が必読としている図書1000冊が届くことになっており、「英語図書室」のさらなる充実を目指している。
(2003.6.11 民団新聞)