【鳥取】民団鳥取本部の主催する「在日講座」がこのほど、開催10回目を数えた。「新しい日韓の100年を迎えて」と題した5月14日の節目の講座には約40人と、いつもより多くの聴講者が民団会館に訪れた。
3人のゲスト講師が,それぞれ専門的な立場から「日清・日露戦争と日韓関係」(原田敬一さん、仏教大学教員)、「1900年前の鬱陵島と日本人」(池内敏さん、名古屋大学教員)、「梅謙次郎と韓国法制度」(岡崎勝彦さん、愛知学院大学法科大学院教員)と題して発題した。最後、薛幸夫団長も加わってのフォーラムは白熱し、延々1時間半に及ぶ討議となった。
同講座は市民の立ち位置から在日問題をともに考えようと、民団鳥取本部が呼びかて04年6月からスタートした。
(2011.6.22 民団新聞)