掲載日 : [2003-06-11] 照会数 : 4771
建国中で「土曜学校」 児童対象に韓・英語の授業(03.6.11)
韓国理解へ近隣小児童にも開放
【大阪】白頭学院建国中学校(李英秀理事長、姜駒錫校長)で7日、日本の小学校に在籍する在日同胞のオリニを主な対象とした「土曜学校韓国・英語教室」が始まった。韓国理解へ関心のある近隣小の児童にも開放している。
同教室では基礎的な韓国語理解と、中学進学を前に必要とされる簡単な英語の授業が各50分ずつ行われる。講師は韓国政府からの派遣教師と在日同胞と日本人の教師があたっている。
受講生の一人、康民希ちゃん(大阪市立御幸森小学校)は「韓国語の文字がどうできたか教わりよかった。それにあいさつもできるようになった」と喜んでいた。
また、大阪市立東小路小学校に通う子どもを参加させた文英美さんは「韓日間の交流が活発に行われ、いい関係の時代になった。子どもには韓日の架け橋になってほしいから、言葉を覚えさせたかった」と話していた。
建国中学では同様の試みを02年度の第3学期にも試験的に行っている。8人が受講、このうちの4人が建国中学に入学するなど好評だったことから制度化に踏み切った。
授業は第1・3・5の土曜日。
問い合わせは電話(06)6691・1231
(2003.6.11 民団新聞)