婦人会東京・荒川支部(金景安会長)は毎月、区立の介護老人福祉施設「花の木ハイム荒川」を訪ね、ボランティア活動に励んでいる。今年で5年が経過した。
婦人会から金会長と監査の康春花さんの2人が参加、施設の主催する趣味のクラブ活動が開かれる第2・4木曜日の午前中、同婦人会は複数のクラブ活動の中から「園芸クラブ」を担当し、利用者の世話にあたっている。
ボランティア活動は5年前、金会長の呼びかけで始まった。役員が時間を調整して交替で続けている。康さんは「特別なことをしているという意識はない。余力のあるときにちょっとでもお役に立てたら」と話す。金会長も「やってあげるという意識では続かない。自分のできる範囲で参加してほしい」と呼びかけている。
施設職員の松野紀子さんは、「外部からボランティアが参加して利用者さん1人ひとりに声をかけてあげることはとても重要なこと。生活に張りができて、表情が生き生きしてくる」と話している。
(2011.8.15 民団新聞)