「体を冷やすキュウリとキムチ汁を混ぜたキムチゼリーは乳酸菌が豊富でパワー源にもなる」韓食の専門調理師を対象にしたシェフスクールが29日まで、東京・新宿の趙善玉料理研究院で開かれ、講師の崔誠恩さんはキムチの応用料理としてキムチ汁を活用したデザート「キムチゼリー」を提案した。
受講生の朴賢子さんは「口当たりがさっぱりしている。発酵した水キムチにワインも混ぜ、伝統の味に現代感覚を取り入れ、若い人にも受けそうだ」と感想を語った。
同スクールでは、5人の講師が韓国宮廷料理やオリジナル料理について実習を行った。また、経営者コースでは呉永錫さん(「妻家房」代表)が「韓食の海外進出成功事例」をテーマに、マネージャーコースではサービスインストラクターの蔵田理さんが接客についてそれぞれ講演した。
主催の民団韓食ネット協議会の朴健市会長は「韓国の本場の食材を活用したレシピに関心が高かった。9月26日から同様の韓食スクールが開かれるので早めに申し込んでほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同協議会(℡03・3699・7412)黄まで。
(2011.8.31 民団新聞)