掲載日 : [2003-07-17] 照会数 : 4572
民族教育考える…神戸でセミナー 同胞保護者会(03.7.16)
【兵庫】神戸の学校に通う在日同胞子弟たちの教育を考えると同時に保護者や教師たちが学び交流する「オープンセミナー」が6日、長田区のピフレホールで神戸市内小学校の教師や保護者、市教委関係者ら50余人が参加して開かれた。
神戸在日韓国・朝鮮人児童生徒保護者の会(金信代表)主催の同セミナーは、各学校における民族学級設置の要望や子どもたちの民族教育の現状など、積極的な意見交換の場として94年から始まり、今回で14回目。
金代表は「多文化共生と言われる中、神戸においては在日の子どもたちを取り巻く教育環境は、まだ改善されるべき点が多い。現場の教師や保護者たちが現状況をしっかりと把握し、取り組んでいこう」と呼びかけた。
(2003.7.16 民団新聞)