掲載日 : [2003-08-14] 照会数 : 5261
高校生対象に人権教育講演 民団大阪国際部長(03.8.15)
【大阪】民団大阪府本部の金秀国際部長は、このほど大阪市都島区にある市立桜宮高校(八木経夫校長、生徒数950人)で「外国籍住民と多文化共生社会」と題して講演した。同校の2年生を対象とした人権教育学習の一環。
市内の住吉区で生まれ育った金部長は「在日同胞問題は日本人の心の中を映し出す鏡ともいうべきものです。皆さんも在日外国人と共に生きていく社会の実現のためには何ができるのか、自分たち自身の問題として考えてみてください」と述べた。
この日の講演は金部長自身の実体験に基づいたものだけに、生徒たちの中には身を乗り出して聞き入る姿も見られた。八木校長も「金部長の講演内容は分かりやすく、生徒たちは何か感じるものがあったんではないでしょか」と話していた。
(2003.8.15 民団新聞)