掲載日 : [2003-08-20] 照会数 : 8400
日本人児童も一緒に 大阪・北巽小「ハギハッキョ」(03.8.20)
【大阪】大阪市立北巽小学校(小林薫校長)の「ハギハッキョ(夏期学校)」が7月29日、日本人児童も参加して同校体育館で開かれた。
同小の「ハギハッキョ」は民族学級設置の89年から在日同胞子弟を対象に毎年開催されているが、日本人児童の参加は今年が初めて。
参加者196人のうち日本人の児童は70人だった。14の班に分かれて韓国の言葉や歌を覚え、ノルティギ、ペンイ、チェギチャギなどの民族遊戯を楽しんだ。
午後からの全体会には教職員と保護者も加わり「アンニョンハセヨ」の歌に乗って韓国のフォークダンスを踊った。
今回の日本人児童の参加は「韓国の文化を体験学習したい」という子どもたちからの自発的な要求があって実現した。同校の外国人教育担当、宮木謙吉教諭は「児童がお互い自分のアイデンティティを見つめあうことで地域の共生、足元の国際化につながればと願っています」と述べた。
(2003.8.20 民団新聞)