◆政府間問題とは別に…懸け橋的役割期待
朴槿恵大統領は27日、婦人会中央本部(余玉善会長)の2013年度本国研修団を青瓦台に招き歓談した。
朴大統領は「韓日関係が多くの困難に直面しており、皆さんの心配も大きいでしょう」と述べ、「来年には両国が国交を正常化してから50周年を迎える。一日も早く、日本の政治家らが正しい道に戻ることを望む」と表明した。
朴大統領は「大多数の日本の国民は一部の政治家と違う考えを持っていると思う。両国の国民はお互いの文化を共有し、気持ちを分かち合っている」と言及。「政府間には難しい問題があるが、両国間の民間交流と協力に与える影響を最小化するようにし、経済協力と文化交流、人的交流は引き続き発展させていく」と強調した。また、「婦人会のみなさんにおかれても、このような政府の努力に力を貸して、日本社会内に正しい声を伝えてほしい」と要望した。
26日から29日までソウルで行われた婦人会の本国研修には全国地方本部の会長と役員ら248人が参加。27日には全国会長団会議後に女性家族部長官表彰式に臨んだ。翌28日にはソウル汝矣島の国会議事堂およびソウル市立西部老人専用療養センターを訪問した。
(2014.1.29 民団新聞)