東京韓国学校(呉公太理事長、秋秉菊校長)は4月25日、同校大講堂で開校60周年を祝った。在校生のほか、民団と婦人会、教育院、PTA、同窓会などから合わせて500人が参加した。
秋校長はあいさつで、世界に羽ばたく有能な人材を育て、韓国と日本の一流大学、難関大学に送り出してきたと自負した。続いて呉理事長は、民族の魂と自負心、誇りを持たせるとの教育目標を掲げ、民団中央本部直属の民族学校として設立した経緯を述べながら、東京第2学校新設へあらためて意欲を述べた。
式典では勤続20年を超す郭盛烈元校監をはじめとする教員9人を表彰。児童・生徒によるテコンド演舞や舞踊と音楽公演、オモニ合唱団による「アリランメドレー」などが披露された。
東京韓国学校は54年4月26日、26人の学生と10人の教師で開校した。現在の児童・生徒数は1175人を数える。
(2014.5.7 民団新聞)