民団中央顧問 兪在根氏1千万円
旅客船セウォル号沈没惨事を悼む募金が全国から寄せられている。
民団北海道・十勝支部は、同支部で毎月開く定例会の席で金良基支団長が呼びかけた。その場で募金が集まった。
民団宮城本部が設置した募金箱には、韓国語講座の受講生などから毎日のように募金が寄せられている。涌谷町長や県日韓親善協会会長からも届けられた。
民団広島本部は4月23日、市内で開いた新任総領事歓迎会の席で募金を呼びかけた。また、ゴールデンウィーク中にはフラワーフェスタ会場に募金箱を設置した。
民団佐賀本部には事故の翌日、団員からの募金が真っ先に寄せられた。日本人市民も県庁を通じ、同本部が驚くほどの金額を寄託した。朴弘正事務局長は「同胞も日本人も思うことはみな一緒。すがすがしい気持ちにさせられた」と話した。
12日には民団中央本部の兪在根顧問が韓国中央会館に献花に訪れ、「胸が痛む」と呉公太団長に「見舞金」1000万円を寄託した。募金口座はあすか信用組合恵比寿支店(普)0072031 旅客船沈没惨事募金 呉公太(リョキャクセンチンボツサンジボキン オゴンテ)。28日まで。
(2014.5.14 民団新聞)