掲載日 : [2003-09-25] 照会数 : 4006
岩手県の徴用犠牲者 民団と総連合同追悼式(03.9.24)
【岩手】徴用などで韓半島から連れてこられ、岩手県内各地で亡くなった同胞犠牲者のための第8回合同追悼式(同実行委員会主催)が3日、滝沢村の岩手産業センター敷地内に建つ追悼碑の前で行われた。
地元の民団と総連から関係者60人余りが出席。佐藤正春実行委員長(日韓親善県議会議員連盟事務局長)が「岩手のために力を尽くして亡くなった方の精神を引き継ぎ、後世に残していく」と式辞を述べた。
続いて民団岩手県本部の車一雄団長と総連岩手県本部の崔成守委員長が追悼の言葉を述べ、参加者全員で献花した。
遺骨48柱は釜石市の正福寺など8カ所に安置されている。このほか県内で死亡が確認されながら遺骨の見つかっていない犠牲者も69人にのぼる。
(2003.9.24 民団新聞)