【茨城】民団茨城本部(張仙鶴団長)は1日、在日韓人歴史資料館の見学をメーンとする「東京日帰り研修」を実施。団員80人が参加した。
在日2世の金義男さん(67、結城市)は初めての訪問。50〜60年代の生活用品を前に、「あのころの日本は貧しかった。まして韓国はもっと。見ていて涙が出た」と語った。資料館を訪れたのは「久しぶり」という張団長。「以前見たときよりよくなった。展示物が充実している。来てよかった」と目を見はっていた。
この後、新しくなった駐日韓国大使館も見学した。同本部事務副局長の文京順さんは、「東京の近隣に住んでいながら、一般団員が韓国中央会館や大使館を訪れる機会はめったにない。やってよかった」と語った。
民団中央本部から金昭夫副団長が一行を出迎え、セウォル号献花台に案内した。
(2014.6.11 民団新聞)