掲載日 : [2003-09-25] 照会数 : 3868
老人ホーム関東建設めざす 民団福祉協が初会合(03.9.24)
次期中央委に概容を提出へ
民団福祉事業推進協議会(代表・金基周民団中央副団長)は20日、東京・南麻布の韓国中央会館で第1回会議を開いた。
福祉協議会は、日本社会同様に高齢化が進む在日同胞社会でも、老人福祉対策が緊急を要するために設置された。14人の委員は、組織幹部と福祉事業を熟知する在日同胞専門家で構成される。
第1回会議では委員10人が参加し、福祉協議会の目的を、老人ホーム建設に関する基本プラン策定と福祉事業の円滑な推進体制を整備・確立することを確認した。
特に、老人ホームでは日本の高齢者保健福祉施策である「ゴールドプラン21」が2004年12月に終了することを踏まえた対応が必要との認識で一致した。
その第一歩としてまず関東地域での建設を目指すこととなった。
また会議は今後、隔月で開催することを確認し来年2月の中央委員会に建設候補地を含めた基本プランの全容を提出することを申し合わせた。
福祉協議会委員は次の通り。
▽民団=金基周民団中央本部副団長、朱範植民団東京本部副団長、李富鉄民団神奈川本部副団長、李鐘太民団中央本部民生局長▽婦人会=金定子婦人会中央本部会長、朴善岳・鄭月香・余玉善各婦人会中央本部副会長▽福祉チーム=重度川崎ふれあい館館長、崔長煕民団西成支部支団長、宋貞智在日コリアン高齢者福祉をすすめる会大阪理事長▽福祉施設関係者=金正出医療法人正信会理事長、姜岩童社会福祉法人永信会事務長、尹基社会福祉法人こころの家族理事長
(2003.9.24 民団新聞)