【香川】今年で開創1200年を迎える四国霊場88カ所1400㌔のコースを自転車でつなぐ「サイクル駅伝」(同実行委員会主催)に「民団チーム」が参加することになった。同チームはセウォル号惨事犠牲者の冥福と、東日本大震災の復興をタスキに託して完走をめざす。
四国霊場サイクル駅伝は同実行委員会が「四国全体の地域おこしイベント」として企画した。10回目の今年は、四国霊場の世界文化遺産登録を世界中にアピールしようと、外国人サイクリストの参加も積極的に呼びかけている。
民団は外国人サイクリストで組織するインターナショナルチームのなかで独自のチームを編成する。民団香川本部の崔榮晋団長によれば、5月の四国地協で「自分たちは民団からサイクリストを出して必ず走ろう」と呼びかけ、四国4県団長の賛同を得たという。
徳島本部の姜盛文団長も「せっかく地元でやるイベントなのでしっかりと参加したい」と乗り気。
8月8日午前8時、香川県善通寺本堂前をスタート。香川‐徳島‐高知‐愛媛‐高知‐愛媛と回り、同16日に善通寺にゴールする。サイクリストは全体で最大3000人。参加費1人3000円。
申し込みは7月14日までに善通寺観光協会内「四国霊場88サイクル駅伝実行委員会」(0877・63・6315)。
(2014.6.25 民団新聞)