【兵庫】中高一貫の私立女子校、甲南女子中高等学校(神戸市東灘区)から高校の生徒ら37人が、長田区の民団兵庫本部(車得龍団長)を訪れた。これは「多文化共生」をテーマとした1年生を対象とする総合学習「探求」の一環。
はじめに、同本部の金相英事務局長から兵庫県における在日韓国人の歴史について学んだ。次に神戸韓国教育院(趙美玉院長)の協力のもと、韓国語の基礎講習を受け、韓服を実際に試着して歓声をあげていた。
趙院長は「今日の体験授業を通して、韓国への理解が深まることを期待している」と話していた。
引率の教職員は、「韓国は隣りの国であり、理解を深めるためには、実際にその文化を体験してみることが大事」と意義を語った。
(2014.6.25 民団新聞)