婦人会中央本部の初代会長を務めた呉基文・婦人会中央本部顧問(民団中央本部顧問)が老衰のため6月29日午前4時47分、死去した。享年102歳。通夜は7月2日、告別式は3日に、東京都調布市のセレモニアル調布で執り行われた。喪主は長男、乙龍氏。
故人は慶尚南道陜川郡出身。1946年1月結成の在日本新朝鮮建設同盟の発起委員を務め同2月に同同盟の初代婦女部長、同年10月の在日本大韓民国居留民団中央本部発足時の初代婦女部長に。47年8月、在日本大韓婦人会東京本部の初代会長、49年6月には大韓婦人会中央本部の結成準備委員長から初代会長に選ばれる。67年7月まで婦人会中央本部会長を7期務め、組織の育成、発展に尽力した。
その後、婦人会中央本部名誉会長、93年からは顧問に。76年からは民団中央本部の顧問にも。96年に大韓民国国民勲章無窮花章を受章。
(2014.7.9 民団新聞)