民主平和統一諮問会議(議長=朴槿恵大統領)は、北韓軍の電撃南侵による6・25韓国戦争勃発(1950年6月)の際に日本各地から祖国守護の一念から志願して参戦した在日同胞学徒義勇軍の生存者18人を、民主平和統一支援財団と共同して6月23日から25日まで2泊3日の日程でソウルに招請し、その犠牲と献身に改めて感謝の意を表明した。
在日学徒義勇軍は、青年・学生642人からなり、50年9月の仁川上陸作戦、ソウル奪還作戦、白馬高地戦闘、長津湖戦闘など各種の戦闘に参加、135人が戦死・行方不明になった。今年6月現在の生存者は37人(韓国国内24人、日本12人、米国1人)。
今回招請された18人の内訳は国内12人、日本5人、米国1人。いずれも80歳以上で、最高齢者は日本から招請された李奉男・在日学徒義勇軍同志会会長(95歳)。李会長は、玄敬大・民主平統首席副議長主催の23日の歓迎晩餐会で代表して答辞を述べた。
一行は、24日には国立ソウル顕忠院を訪れ、顕忠塔、在日学徒義勇軍戦没勇士慰霊碑を参拝した。
(2014.7.9 民団新聞)