子どもから大人まで気軽に楽しめるスポーツとして、在日同胞社会でもボウリングが人気だ。新たに民団神奈川本部も第1回大会を開いた。
国体出場へ一歩
民団東京本部(金秀吉団長)の第10回団長杯争奪ボウリング大会は6月28日、都内で行われた。各支部と傘下団体など24チーム146人が出場した。個人戦は男子が具本玉さん(2ゲーム合計447点)、女子は足立の宮田裕子さん(同368点)がそれぞれ優勝した。
優勝者を含む上位入賞者は8月23、24の両日、都内で行われる韓国国体在日代表選考会に出場する。
団体の部は新定住者のボウリング同好会「どんぐりの会(BIJC)」が初優勝。2位、台東支部、3位は品川支部だった。
初大会に100人
民団神奈川本部(金利中団長)が6日、横浜市内で開催した第1回大会には100人が参加した。年齢層も幅広く、乳幼児を抱えた親子連れの姿も目立った。
支部、婦人会、青年会、韓人会など20チームに分かれ、機関対抗戦を繰り広げた。この日のために練習を積み重ねてきたという参加者もいて、気合い十分。ストライクを決めると、ハイタッチで喜び合っていた。
団体優勝は民団県本部。個人総合優勝は男子が金守幸氏(横浜支部)、女子は韓玉姫さん(湘中支部)だった。
13支部で対抗戦
中北地区韓国人ボウリング大会(在日大韓体育会中北本部主催)は毎年1回の開催で今年が16回目。民団愛知13支部から代表選手や役員、合わせて150人が参加して6月29日、瀬戸市内で開催された。
今年から大会規定を改正し、年齢別をなくした。体育会中北本部の李豊宏会長の激励を受けて団体戦と個人戦を行った。結果は次のとおり。(敬称略)
▽団体戦=優勝・名南、準優勝・中村、3位・春日井▽個人戦優勝=男子・朴和雄(中村)、女子・安登志子(名南)▽小学生の部優勝=都俊太(豊川)
総領事館からも
九州韓国ボウリング大会は大韓体育会九州本部(朴龍基会長)が主催。6月29日、宗像市内のボウリング場で開催され選手160人、応援団70人が集まった。
大会には福岡県内を中心とする民団各支部・傘下団体などから9チームが参加し、レベルの高い試合となった。駐福岡総領事館と九州幸銀信用組合からも各10数人が参加し、団体戦と個人戦で汗を流した。
優勝は団体・個人とも八幡支部だった。▽チーム別優勝=民団八幡支部(A)、民団小倉支部(B)▽男子個人戦=優勝・安吉秀、準優勝・朴俊雨、3位・李昇鎭▽女子個人戦=優勝・金光子、準優勝・郭貴南、3位・許京子。(敬称略)
(2014.7.9 民団新聞)