掲載日 : [2003-09-25] 照会数 : 5525
上達ぶりにニンマリ 民団江戸川がパソコン教室(03.9.24)
[ 真剣な表情でPCに向かう受講生 ]
婦人層にも大人気
初心者のための「パソコン教室」が20日、民団東京・江戸川支部(秦善洋支団長)で始まった。団員サービスの一環として同支部が企画、民団中央本部のIT推進チーム(鄭真一チーム長)との連携で実現した。子育てが一段落した30代後半から40代の婦人層を中心に好評で、募集と同時に定員をオーバーする19人が登録した。
パソコンはノート型を中心に15台。講義はIT推進チームで担当、同支部の役職員4人が受講生の間を回りながら熱心に個別指導に当たった。このためか、パソコンを前に不安げな表情だった受講生も1時間語にはマウス操作でゲームを楽しむほどの上達ぶり。
受講生からは「思った以上に面白い。あっという間に時間が経ってしまった」との声が聞かれた。丁義雄さん(53)は「家にも会社にもパソコンはあるが、自分だけが使えず、やらなくちゃならないとは思っていた。民団が講座を開いてくれてとてもありがたい」と話していた。
秦支団長は「500世帯の団員全員がパソコンを使えるようになれば、民団とのネットワークがさらに強固になる。いずれはウリ支部ウリチャラン運動にも発展させていきたい」と狙いを語った。
講座は毎週1回で全6回。期間中、電子メール、インターネット閲覧、ファイル管理まで学ぶ。同支部では今回、定員からもれた団員のためにさらに1クラス追加していくことも検討している。
(2003.9.24 民団新聞)