掲載日 : [2003-09-25] 照会数 : 3558
同胞・市民交流満喫へ 兵庫が10月26日に「10月マダン」(03.9.24)
[ にぎやかなプンムルのリズムが響いた昨年の「10月マダン」 ]
10月マダン(第8回兵庫県韓国学園連合文化祭)がやってくる。回を重ねるごとに韓国語スピーチ、民族芸能公演と、ともにレベルアップしているとの声が聞かれる中で、今年も早くから期待の声が上がっている。
各韓国学園が学習発表も
兵庫での10月マダンは、兵庫県下の各韓国学園に学ぶ生徒たちが日頃の勉強、練習の成果を発表する場(マダン)であり、在日同胞だけでなく、多くの日本人生徒も交わることにより、交流の和を広げ、深める場でもある。今年は26日の開催が決まり、兵庫県韓国学園連合会、神戸韓国綜合教育院と共催で行う。
昨年の韓国語スピーチでは、県下12学園から11人の弁士が熱弁をふるい、場内を盛り上げた。一方、民族芸能公演では、各学園生徒による合唱や、いま流行りのサムルノリの影響を受けてプンムル(風物)の出し物が目立ち、ケンガリのリズムに合わせチャンゴ(長鼓)やプク(太鼓)などが奏でるメロディーに観客は大きな拍手を送っていた。
今回も学園ごとにバラエティーに富んだ演し物が見込まれているが、西神戸、尼崎のオリニ土曜学校からの出演に期待が寄せられている。
(2003.9.24 民団新聞)