【京都】在日の女流画家、金愛子さん(58)がこのほど、民団京都・左京支部(金光鳳支団長)で静物を題材に第1回スケッチ教室を開いた。団員20人が参加。トウモロコシ、たまねぎ、パイナップルを題材にひとときの間、画家気分に浸った。
参加者は年配者を中心に20人。なかには小学校3年の少女も。染色業が盛んだった地域だけに、捺染や色付配色を経験した人がおり、指導にあたる金さんを驚かせる作品も見られた。作品ができあがると、誰ともなしに「いつかは展覧会を」という声もあがった。
金さんは母親の故郷である全羅北道南原と、生まれ育った京都を題材に風景画を描き、「光陽展」などの公募展でたびたび入賞している。
(2014.10.22 民団新聞)