【大阪】民団大阪本部団長、中央本部顧問などを歴任した故黄七福氏の追悼会が1月31日、大阪韓国人会館で営まれた。主催者を代表して正修会の金福男会長は、「亡くなる前日まで在日や祖国、世界平和のために貢献したいと意欲を燃やしていた黄会長の遺志を継ぎ、結束して正修会を発展させていく」と決意を述べた。
民団大阪本部の鄭鉉権団長は、「確固たる意志と愛団、愛族精神は、次世代に受け継がれることと思う」とお別れの言葉。遺族を代表して黄正一氏が、「父の活動の原点であり、ホームグランドでもあるここ民団大阪本部で開催できたことは大きな喜び」と謝辞を述べた。
献花には民団中央本部の韓禄春常任顧問と金漢翊議長、中山正暉元衆議院議員、中野寛成元衆議院議員ら200人が参加。駐大阪総領事館からも李賢主総領事が駆けつけた。
慶尚北道出身。民団大阪本部の副団長、団長を歴任。大韓テコンド日本総本部協会会長、在日本大韓体育会関西本部会長、白頭学院理事長も務めた。79年、無窮花章受章。著書に自叙伝「ああ祖国よ 我れ平壌で叫ぶ時 祖国は統一」。
(2015.2.4 民団新聞)