第17期民主平和統一諮問会議(民主平統)の日本地域会議の出帆式が東部協議会(14日)、近畿協議会(15日)、中部協議会(16日)、西部協議会(17日)の順で開かれた。
各協議会の出帆式では、諮問委員委嘱状など授与、諮問委員宣誓、議長(朴槿恵大統領)の映像メッセージ上映に続き、今期の活動目標・課題についての報告、協議会事業計画報告および承認が行われた。その後、民主平統の朴賛奉事務処長が「統一のための海外諮問委員と在外同胞の役割」について講演した。
東京の韓国中央会館で開催された東部協議会出帆会議には日本地域副議長の呉公太民団中央団長をはじめとして諮問委員、地域同胞など180人余りが参加した。
南照男協議会長は開会辞で「今年は光復70周年で分断70年。地域同胞らと諮問委員が力を合わせ、一つの気持ちで平和統一の雰囲気醸成のための活動を活発に展開していこう」と呼びかけた。
呉日本地域副議長は激励辞で「韓半島の平和統一基盤構築のために、諮問委員としての責任と使命感を持ち、各地域で最善を尽くしてほしい」と要望。「自由・民主主義に立脚した平和統一の早期実現へまい進しよう」と促した。
民団大阪本部での近畿協議会出帆会議には権伍日協議会長をはじめ諮問委員、地域同胞など200余人が参加。権会長は「平和統一のための国民の共感を広げるために力を注ぐ」と強調した。
名古屋市内で開催された中部協議会出帆会議には、張永植協議会長をはじめ諮問委員、地域同胞ら100人余りが参加。張会長は「いつ統一の機会がやってきても対処できるように各自の役割を考え、ともに尽力しよう」と統一準備の重要性を強調した。
福岡市内で開かれた西部協議会出帆会議には呉日本地域副議長、呉政夫協議会長をはじめ諮問委員、地域同胞など80人余りが参加。呉会長は「韓国の発展と平和統一のために今後も自身の役割を果たし、同胞社会の力の結集に努めよう」と呼びかけた。
日本地域会議の諮問委員は403人(東部158、中部61、近畿139、西部45)。
(2015.7.29 民団新聞)