駐日大使館、民団など主催
駐日大使館、民団、在郷軍人会日本支会は、6・25韓国戦争休戦協定の締結から62年を迎えた27日、大使館(東京都港区)の1階大講堂で「6・25戦争休戦協定および国連軍参戦の日」記念式を共同主催した。
柳興洙大使、呉公太民団中央本部団長、孫京翼日本支会長をはじめ、国連軍側参戦16カ国代表、民団関係者ら約140人が参席し、韓半島の平和守護と民主的統一推進への決意を新たにした。
柳大使は記念辞で「65年前の北韓の武力南侵で風前の灯火の危機にあった時、国内だけでなく国連参戦16カ国の高貴な献身と在日学徒義勇軍の犠牲が大韓民国を救った」と強調、政府を代表して感謝を表明した。
柳大使は「今日なお、北韓は南北対話に応じず、先軍路線のもとに武力挑発を継続し、韓半島の安保を脅かしている。大韓民国の真の平和と繁栄のために、在日同胞は民団を中心に団結して北韓の挑発を封鎖し、総連と従北勢力から祖国をしっかり守らなければならない」と強調、平和統一推進にいっそう尽力するよう期待した。
呉民団中央団長も記念辞で「韓半島での戦争の悲劇は絶対に繰り返されてはならない。我々は、本国国民とともに韓半島の平和と安全を守っていかなければならない」とし、南北分断の克服と平和・民主統一の推進へ「日本で生まれた若い世代に正しい統一観、正しい安保意識を持てるように次世代育成運動に力を注ごう」と呼びかけた。
趙南豊在郷軍人会会長の記念辞を孫支会長が代読。モレノ・ロペス駐日フィリピン大使(国連軍参戦国を代表して)、バーバラ・ポートニー国連司令部後方基地司令官がそれぞれ来賓記念辞を述べた。
(2015.7.27 民団新聞)