掲載日 : [2015-11-05] 照会数 : 5936
「オモニコーラス」創立25周年発表会…婦人会大阪本部
[ 特訓の成果を披露する婦人会大阪オモニコーラス ]
【大阪】婦人会大阪本部文化部に同好会「オモニコーラス」が創立されてから今年で25周年。10月25日に大阪市内で記念の発表会を開いた。
演奏曲目は「涙そうそう」、「ペンノレ(舟歌)」など合唱と重唱おりまぜての16曲。このほか、金秋江会長自ら2曲を独唱した。
会員は現在32人。平均年齢は70歳とかなり高めだが、抜群のハーモニー。熱血指導にあたる具滋妍さんのもと1年半前から各パート別の練習とボイストレーニング、個人レッスンと入念な準備を重ねてきた成果だ。
週1回だった練習はいつのまにか3回に。その特訓もあってこの日は全曲、楽譜なしの暗唱だった。メンバーの自信に満ちた歌声を聞いた金会長は、「光復70周年、韓日国交50周年の今年になって25周年の演奏会を開くことができた。お互いに切磋琢磨することで会員同士の向上心が高まったことを誇りに思う」と感無量の表情を見せていた。
民謡を歌うのがなによりも大好きという金順一さん(86)は会員のなかでも最高齢。夢にまで見た発表会の実現を喜びながら、「いつ開いてくれるのか、楽しみにしていた」と話す。
会場には婦人会中央本部の朴善岳会長をはじめとして兵庫、京都、滋賀、和歌山など、近隣の婦人会役員が多数応援に駆け付けた。民団大阪本部からも鄭鉉権団長ら役員がステージを見守った。
(2015.11.4 民団新聞)