掲載日 : [2015-11-05] 照会数 : 6213
韓国人戦没者を慰霊…民団沖縄主催「大祭」
塔建立40周年
【沖縄】韓半島から徴兵・徴用され、沖縄戦で亡くなった約1万人を慰霊する「韓国人戦没犠牲者慰霊大祭」が10月24日、糸満市摩文仁の韓国人慰霊塔前でしめやかに営まれた。今年は戦争終結から70年、慰霊塔が建立されてから40周年の節目にあたる。民団中央本部からは呉公太団長が参席した。
主催者を代表して民団沖縄本部の金仁洙団長が、「悲惨な戦争を繰り返さないためにも、この慰霊祭を続けることは意義深い」と述べ、韓日間の安定した関係を祈った。
40周年を記念して韓日の伝統芸能が奉納された。日本側は琉球芸能、韓国側は無形文化財で伝統舞踊家の金聖義さんによる「鎮魂の舞踊」。引き続き参列者100人が献花、焼香した。
(2015.11.4 民団新聞)