掲載日 : [2016-04-27] 照会数 : 6744
兪常任顧問「民団の働きは重要」…義捐金に1000万円
兪在根民団中央常任顧問が25日、民団中央本部を訪れ、呉公太団長に熊本地震の義捐金1000万円を寄託した。呂健二議長、韓在銀監察委員長らが同席した。
兪常任顧問は「熊本地震で被災された方々に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復興を願う。多くの同胞が被災したと聞いたが、民団中央本部が現地に幹部を送り、戸別訪問して被災状況を調査した。今後も困っている同胞の先頭に立って、同胞社会を引っ張っていくことを期待する」と述べた。
呉団長は「震災などのたびに兪常任顧問には支援していただき、感謝に堪えない。民団は苦労している同胞の生活再建が少しでも早まるよう手を差し伸べる」と応じた。
19日から現地入りして陣頭指揮にあたった林三鎬副団長は、「熊本では130世帯ほど訪れ、そのうち77世帯には見舞金を渡すことができた。数人に軽い怪我があったものの、生命に被害はなかったのは幸いだ」と報告。
兪常任顧問は「日本ではいつ震災が起きてもおかしくない。同胞との絆をふだんから大切にし、震災に迅速に対応するのも民団の重要な役割だと痛感した。引き続き支援に尽力してほしい」と激励した。
(2016.4.27 民団新聞)