掲載日 : [2016-05-11] 照会数 : 6382
韓日友好の「朝鮮通信使」
■□
青年会サムルノリ隊先頭に150人
広島フラワーF
【広島】「第40回ひろしまフラワーフェスティバル(FF)」の幕開けを飾る3日の「花の総合パレード」に民団広島本部(李英俊団長)が駐広島総領事館と広島ユネスコ協会の協力のもと、「韓日友好親善朝鮮通信使パレード」を構成して参加した。
パレードでは合わせて110グループが行進。民団は「通信使」をメーンに韓服姿のオリニと女性ら150人で構成。ここには韓国人留学生や日本の大学生も加わった。青年会のサムルノリ隊を先頭に広島市中区の平和大通り、田中町、平和記念公園前まで約1・2㌔を練り歩き韓日友好親善をアピールした。
FFは「広島を花と緑と音楽のあふれる都市にしよう」「平和を広島から世界へ」「温かい人間関係の交流」などをテーマに1977年から始まった。民団と青年会は35年間にわたり継続参加中。5日までの3日間で141万4000人が訪れた。
■□
平昌冬季と東京五輪成功を祈念
ザ横浜パレード
【神奈川】横浜港の開港を記念して毎年開催されている「第64回ザよこはまパレード」(国際仮装行列)にNPO民団国際協力センター(民団神奈川県本部内)は3日、「朝鮮通信使隊」で参加した。
隊列は団員や青年会員のほか、公募で集まった一般市民も加え約100人で構成した。「2018年平昌冬季オリンピック成功と2020年東京オリンピックに向けた日韓友情パレード」の幟を掲げて山下公園を出発。市内目抜き通り3・4キロを練り歩いた。華やかなチマチョゴリや陽気なサムルノリには観衆から大きな拍手が送られた。
大学生の日本人女性(19)は一般公募での参加。アジアの歴史を勉強しており、貴重な体験だと思って参加したという。「沿道で手を振ってくれる人がたくさんいて、両国の仲の良さを感じた」と語った。
(2016.5.11 民団新聞)