掲載日 : [2003-12-03] 照会数 : 5901
民族学級設置など要望 尼崎市、市教委に(03.12.03)
民団尼崎支部
【兵庫】民団兵庫・尼崎支部(林茂男支団長)は11月27日、尼崎市と同市教委に対して在日同胞が民族的に生きていける状況を作ることなどを目的とした要望書を手渡した。
要望は、尼崎市に対して外国人市民会議の設置無年金外国人高齢・障害者への福祉給付金の日本人なみ引き上げ外国人生活実態調査の実施―などを求めた。また、市教委に対しては、在日外国人教育基本方針の策定民族学級・クラブの制度的な設置韓国理解へ増進のための教育実施―などを要望した。
白井文市長は「住民投票条例を尼崎市が作るようなことになれば、私個人としては外国人にもぜひ入っていただきたい」などと積極的な姿勢を見せた。
林支団長ら民団側は、「子どもを本名で学校に通わせているが、在日韓国人の存在をよく理解していない教師がいる」などと指摘し、改善を促した。要望については後日文書で回答することになった。
(2003.12.03 民団新聞)