掲載日 : [2003-12-10] 照会数 : 4098
<兵庫版>権益委員会が来年2月高齢者問題でセミナー(03.12.10)
「ハルモニ・ハラボジたちに笑顔を」高齢者問題でセミナー
<権益擁護委>04年2月7日神戸市勤労会館で開催
団員らに広く参加呼びかけ
民団兵庫県本部権益擁護委員会は04年2月7日(土)午後1時30分より神戸市三宮の神戸市勤労会館4F大会議室にて在日同胞の高齢者問題をテーマにしたセミナーを開催する。
同胞社会においても高齢者問題が深刻さを増すなか、各地では民団の支部会館をケアサービスなどの拠点として活用しようという機運が高まっている。
兵庫県においても阪神、西宮の2支部が既に支部会館を「高齢者の集う場」として積極的に活用している。
在日同胞の高齢者は言葉、食事、生活習慣などが日本人とは異なるため、ケアに関しては特別の配慮が必要とされるが、通常の介護施設等では十分な対応ができていない。
セミナーではこのような現実を知るため、同胞高齢者をテーマとしたビデオを上映するほか、介護保険等公的福祉制度に詳しい金宣吉さん(権益擁護委員会副委員長)や実際に在日同胞のお年寄りのケアに携わっているケアマネージャーの話を聞くなどする。
権益擁護委員会ではセミナーの主な対象者として支部の役職員を予定しているが、そのほかにもこの問題に関心のある一般団員や市民、自治体の福祉担当者などにも広く参加を呼びかけることにしている。
(2003.12.10 民団新聞)