掲載日 : [2017-04-12] 照会数 : 6937
「在外同胞」深化図る…世界韓人会長大会運営委会議で決議
[ 東京の韓国中央会館で開かれた世界韓人会長大会の運営委会議 ]
2017世界韓人会長大会第1次運営委員会会議(主催・在外同胞財団、後援・外交部)が4〜7日、東京・港区の韓国中央会館などで開かれ、5日の会議で1,人的交流の活性化を通じたグローバル韓民族ネットワーク基盤の造成2,平和統一と東北アジアの平和協力に在外同胞社会の実質的な寄与方案を準備3,720万在外同胞に対する韓国国民の認識深化等の今年度事業目標を決議した。会議には呉公太共同議長(民団中央本部団長)、南敞圭共同議長(在ヨーロッパ韓人総連合会会長)をはじめ11地域の運営委員ら16人が出席した。
主催した在外同胞財団の朱鐡基理事長は、「同胞財団は今年創設20年を迎える。5月にはグローバル学術大会を開く。今後とも会の健全運営に尽くしてほしい」とあいさつした。
今年度の重点計画として、在外同胞に対する認識を韓国内で拡散するために、大統領選挙を契機に各政党に体系的な在外同胞政策を定立する機会を提供することや政府、国会、関係各団体に対して積極的に参与することを決めた。
また、政府の主要政策と事業に対する同胞社会の寄与増進策として、2018平昌冬季五輪の海外広報支援や、高麗人強制移住80周年と同胞財団創立20周年を契機にした民族同質性の拡大なども決議した。
(2017.4.12 民団新聞)