掲載日 : [2017-04-26] 照会数 : 6934
理事長に許孟道顧問、館長は李成市教授…在日韓人歴史資料館新人事
[ 許孟道理事長 ]
[ 李成市館長 ]
「展示の充実を」
在日韓人歴史資料館の2017年度第1回理事会の結果、鄭進理事長の後任として許孟道氏(民団中央本部顧問)、姜徳相館長の後任には早稲田大学学術院の李成市教授(朝鮮古代史専攻)がそれぞれ就任した。いずれも3月24日付。
李館長は就任に際して次のようなメッセージを発表した。(要旨)
「韓国人労働者がはじめて日本に渡ってきたのは1897年ごろといわれています。今年は120年を迎えることになります。海外コリアン700万人のネットワークの拠点として、さらには、近代社会がもたらした世界中の移民に対する歴史認識を深化させるための発信拠点として、在日韓人歴史資料館がはたすべき役割はますます大きくなるにちがいありません。今後も引き続き全国の同胞たちの協力をあおぎながら、充実した展示をめざし、在日の歴史と文化を伝える中核的な役割をはたすことに努めていく所存です。関心をお寄せ下さりますよう、お願い申し上げます」
(2017.4.26 民団新聞)