掲載日 : [2004-01-14] 照会数 : 4849
「韓国語授業」新年度4高校で開設 全国181校に拡大へ(04.1.14)
05年度は愛知の2校でも
高校教育の柔軟化、多様化に伴い、外国語の選択科目に「韓国語」を取り入れる高等学校が4月から新たに4校増えることが、財団法人国際文化フオーラムの調べでわかった。
うち、神奈川県内の県立金沢総合高校と同横浜清陵総合高校の2校は単位制をとる新タイプ校で04年度からの開校予定。九州の佐賀商業高校では国際経済科の外国語選択科目に新たに加える。名称は「ハングル」で生徒は2年次から英語、中国語、韓国語の中から選択できる。このほか、長野県立大町北高校でも4月からスタートの予定。
実現すれば韓国語授業を開設する高校は公立と私立を含め全国で181校になる。なお、05年度からは、愛知県内の県立高校2校でも開設される見込み。
高校授業での「韓国語」の開講は全国的に80年代後半から増加、特に87年から98年までの開講は年平均で約9校に達した。一方、開講実績はあっても受講希望の生徒数が定員に満たず、休眠中の高校もこれまでに63校を数える。
01年度の履修者数は5104人を数えた。
(2004.1.14 民団新聞)