掲載日 : [2017-11-29] 照会数 : 8876
朝鮮通信使行列を再現…民団京都創団70周年記念
[ 白頭学院建国中学校・高等学校のプンムル隊パフォーマンス ]
【京都】民団京都本部(河相泰団長)は19日、同本部の創団70周年記念「京都コリアフェスティバル」を京都市国際交流会館で開催。白頭学院建国中・高等学校伝統芸術部のプンムル隊を先頭に180人規模の朝鮮通信使行列を再現した。
正使は河泰允駐大阪総領事、副使に河団長、従事官は王清一民団京都本部常任顧問が務めた。この後を門川大作京都市長をはじめ京都日韓親善協会(千玄室会長、二之湯智理事長)、韓国京都青年会議所(金成和会長)、公益社団法人京都青年会議所(松田晋理事長)、近畿産業信用組合(徐元吉理事長)、京都韓国商工会議所(金芳秀会長)の役員らが続き、市内左京区の岡崎界隈を約2キロにわたって練り歩いた。
式典で河団長は「今年は朝鮮通信使が伏見城で国書を交換してから400年。また、通信使の関連資料がユネスコ記憶遺産に登録されるという有意義な年でもある。韓国と日本の歴史的友好関係を次世代に継承し、さらなる交流に寄与していく」とあいさつした。
野外ステージでの「国書」交換式は、河総領事が徳川幕府2代将軍の秀忠役を務めた京都市日韓親善議員連盟の小林正明会長との間で執り行った。門川市長も見守った。
和風別館では韓国と日本の茶道の実演が行われたほか、野外ステージ周辺では韓国料理屋台など15店が出店した。
オープニングで婦人会京都本部(金和子会長)のコーラス部が「四季の歌」や「故郷の春」など3曲を披露。南京都支部オリニクラブも韓国伝統舞踊を披露した。
(2017.11.29 民団新聞)