掲載日 : [2018-01-31] 照会数 : 8292
民団豊島支部『50年史』を発刊…親子2代編さん
[ 『50年史』を手にする金誠一郎支団長 ]
『民団豊島50年史』(金誠一郎編さん委員長、B5判208ページ)が完成した。これに先立つ『30年史』は金昭夫同常任顧問が支団長当時の94年に刊行しているだけに親子2代にわたる民団史編さん事業となった。
同『50年史』は在日2世主体の金昭夫執行部を誕生させた第26回定期総会(91年5月25日)から金誠一郎支団長が就任した第50回定期総会(15年4月23日)までの歩みを記録している。『50年史』編さんは金支団長が16年の51回定期総会で公約に掲げていた。
『50年史』はカラー写真をふんだんに使った「アルバム形式」。金支団長は「在日2、3世の私たちが幸せな生活を送れるのも、1世の方々のおかげであることを若い世代に伝えたかった。民団の歴史をつなげていく責任を強く感じている。『50年史』を豊島支部の70年、100年後のバイブルとして大切にしてもらいたい」と話している。
民団豊島は板橋、練馬と一緒に3支部連合「合同支部」として46年に創団された。東京では最初の支部だった。その後、東京本部の創立にも関わりながら63年になって単独の支部として設立された。
『50年史』は同支部が19日、区内のホテルで開いた新年会でお披露目された。区から高野之夫区長と竹下ひろみ区議会議長をはじめ区議21人が参席した。
(2018.1.31 民団新聞)