掲載日 : [2018-02-14] 照会数 : 10177
昨年上回る70人入学…在日中国朝鮮族子第「東京泉週末学校」
[ 入学式に臨む4〜13歳のオリニたち(サンパール荒川)
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在日中国朝鮮族の子弟を対象とする「2018年センムルハングルハッキョ」(東京泉週末学校、全貞善校長)に11日、オリニ約70人が入学した。入学式は17年度修了式を兼ねて11日、東京・荒川区で行われた。在外同胞財団から姜允模駐在官、民団東京本部から李善旭文教部長らが参席した。
オリニの年齢は4〜13歳。在校生に加えてこの日、新たに新入生25人が加わった。これから1年間、講師から韓国語、中国語、英語、日本語(漢字)、韓国の伝統文化などを学ぶ。
泉週末学校は今年が創立10周年。これまでの卒業生の一部は高校から韓国で修学したり、大学生となって留学もしている。入学式に先だって46人に17年修了証書が贈られた。
李星さん(39、埼玉県)は6歳に加え、今年から3歳の子どもも入学させた。李さんは「両親が中国語や韓国語で会話しても子どもが不思議がらず、あたりまえのこととして受け入れるようになってくれた」と喜んだ。
10歳の子どもを通わせて今年で3年目になるという母親は「家でも韓国語でしゃべると韓国語で応答してくれるようになった。自信がついたようだ」と手応えを語った。
これまでは公民館などを利用してきたが、今年からは東京韓国学校から教室の提供を受ける。
(2018.2.14 民団新聞)