掲載日 : [2018-02-28] 照会数 : 9932
「介護職員初任者研修」…金剛生徒10人が取得
[ 校友会の玄東主副会長が修了証を授与する
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【大阪】介護職員初任者研修の全課程を終えた金剛学園高等学校の在籍生徒10人が、介護施設で働く際に必要となる資格「介護職員初任者研修」を取得した。10人は2017年6〜10月に放課後の校内研修、ならびに学校の休・祝日を使って130時間の全課程を修了し、修了評価試験にも合格した。本来1年間かけて学ぶカリキュラムだが、同校が効率よく調整してきた。
介護職員初任者研修は「在校生のために何か力になりたい」と医師でもある趙栄吉同校理事長と校友会が提案し、2016年度から始まった。今回が2回目の修了式。13日、同校で校友会の玄東主副会長が10人に修了証を手渡した。
趙理事長は「介護職員初任者研修の資格があれば、介護職員として働くことができる。超高齢化社会を迎えて一つのビジネスチャンスをつかむことができる」と述べた。
尹裕淑校長は「今年度は前年度の2倍以上の合格者が出た。皆さんのこれまでの努力を誇りに思います」と10人の努力を称えた。
18年度同校介護職員初任者研修は5月に開講予定。
(2018.2.28 民団新聞)