掲載日 : [2018-03-07] 照会数 : 9476
張在勛会長を選出…学生会中央本部大会
[ 参加者が増え「学生会に新しい風が吹いた」今年のKSJW
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学生会中央本部は2日、東京・港区の韓国中央会館で第40回定期中央大会を開き、新会長に張在勛氏(拓殖大学3年)を選出した。
大会は構成員の過半数の出席を確認して成立。来賓として民団中央本部の崔峯圭文教局長と青年会中央本部からは鄭昇栄副会長が参席した。
活動報告によれば、学生会の2大連帯事業のKSJ(コリアン・スチューデント・ジャンボリー)、および冬のKSJWとも参加者は例年より10〜20%上昇し、「学生会に新しい風が吹いた」。これはLINEで告知を行ったほか、インスタグラムやフェイスブックを使った告知活動を取り入れたことが効果的だったようだ。
この2大事業は新年度の重点方針に掲げた。また、週1回の定例会を重ねつつ楽しいイベントも加え、新規参加者の掘り起こしを行っていく。また、韓国人留学生会に加え、韓国からの修学生との交流の機会も増やす。
張会長は抱負で「学生会は在日韓国人としての意識を確立する場。在日の歴史を知り、自らのアイデンティティーに向き合う機会を増やしていきたい」と述べた。
このほかの役員は副会長に徐世龍氏(尚美学園大学2年)、総務部長が高可奈氏(東京家政大学2年)。代表監査は鄭昌晃氏(尚美学園大学3年)、監査に余幸輝氏(慶應義塾大学2年)。
(2018.3.7 民団新聞)