神奈川・李順載氏 大阪は呉龍浩氏
民団の地方大会・委員会・総会が3月26日までに48地方本部のうち44本部で終了した。任期改選は21地方本部で、12本部で新しい団長が選出された。(5面に地方委員会記事)。
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岐阜(董勝正団長、17日=第37回)現職の董勝正団長のほか、議長に柳在鉉前副議長、李恵右監察委員長を選出した。
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静岡(姜再慶団長、18日=第49回) 団長に単一候補の李宜弘前副団長が選ばれた。議長に白政運、監察委員長に尹憲祚の2氏が選考委員会で選出された。
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香川(韓大圭団長、18日=第3回) 3機関長ともに単一候補で団長に韓大圭前団長、議長に権紋琴前婦人会副会長、監察委員長に張永玉前監察委員が無投票当選した。
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高知(鄭慶文団長、18日=第11回) 鄭慶文団長、朴秀一議長、朱幸吉監察委員長の3機関長全員を再選した。鄭団長は「もう1期3年の間、みなさんの協力をいただきたい。新たな気持ちで団員さんから頼られる民団活動を展開していきたい」と述べた。
活動方針は高知韓国祭り、韓食紹介料理教室、県日韓親善協会との共同事業など。
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沖縄(金仁洙団長、21日=第12回) 金仁洙団長、南成珍議長、李政憲監察委員長を再選。金団長は「これまで同様にみなさんのご指導、ご協力をよろしくお願いする」と述べた。
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岩手(申百団長、23日=第24回) 3機関長とも立候補者がなく、現職が2期目を続投。団長に申百、議長に金敏一、監察委員長に李太炯の3氏を選出した。
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神奈川(金利中団長、24日=第49回) 3機関長ともに単一候補で団長に李順載横浜支部監察委員長、議長に徐玉出前本部顧問、監察委員長に金京必前監察委員が無投票当選した。
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山梨(鄭郁団長、24日=第24回) 選考委員会が新3機関長を指名し、承認された。団長に李正炯前議長、議長に李眞二前監察委員長、監察委員長に方永順前県本部婦人会長の各氏。
李団長は「70年の歴史で培われてきた精神を受け継ぎ、新しい人材を結集して民団をさらに発展させていきたい」と語った。
活動方針として中学生のための副読本『山梨コリアン物語』(仮称)の編集・製作が採択された。主な対象は在日子弟だが、日本人の学友や保護者も一緒に学べるものをめざす。財政基盤確立へ収益事業にも本格的に乗り出す。
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大阪(鄭鉉権団長、24日=第57回) 団長は2候補による選挙になり、呉龍浩前顧問が団長選を制した。議長は朴道秉前議長が再選、監察委員長に金明弘前副団長が就任した。
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京都(河相英団長、24日=第42回) 団長は単一立候補の金政弘前南京都支部支団長、議長も単一立候補の許民九前監察委員長を選んだ。監察委員長は張祥一京都韓国商工会議所常任理事が選ばれた。
金団長は「支部の再生と活性化に着手するとともに団員へのサービス、次世代育成、財政確保に努力する」と決意を述べた。
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西東京(全實団長、25日=第49回) 現職3機関長が単一立候補で全實団長、崔玉賛議長、朴秀浩監察委員長に選出された。
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三重(殷慶基団長、25日=第42回) 3機関長とも立候補者がなく、選考委員会で殷慶基団長、諸葛成洙議長、李相洪監察委員長の現職が再選した。
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石川(金沂秀団長、25日=第5回) 団長に金沂秀前団長、議長は3人による投票の結果、南慶姫前議長が再選された。監察委員長は宋有大宰前副議長が選ばれた。
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兵庫(李圭燮団長、25日=第45回) 3機関長ともに単一立候補で李圭燮団長、李静子議長、金泰煥監察委員長)が再選された。
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奈良(黄泰寿団長、25日=第44回) 団長に李勲前副団長、議長に黄泰寿前団長、監察委員長に金賢成前総務部長が選出された。李団長は「難しい時代に直面しているが、団員の民団離れを減らしたい。いろいろな事業を掘り起し、在日同胞が集りやすいように楽しい場所と、韓日関係で親睦を図る機会も増やしていきたい」と抱負を語った。
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滋賀(朴鍾文団長、25日=第37回) 3機関長とも立候補者がなく、選考委員会で団長に金東凡前副団長、議長に崔勝植前大津支部副団長、監察委員長に朴茂順前議長が選出された。
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岡山(宋燦錫団長、25日=第46回) 団長に単一候補の金成植前副団長が選出された。議長、監察委員長は選考委員会により、辛鐘連議長(婦人会本部会長)、姜権錫監察委員長(元副議長)が選出された。
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鳥取(薛幸夫団長、25日=第2回) 団長に黄龍也前組織部長が単独立候補し、選出された。議長、監察委員長は立候補者が無く、選考委員会で議長に李貞幸前議長、監察委員長に朴宏克前監察委員長を再選した。36歳の黄団長は「前任者が築いた在日の人権問題への取り組みや日本人との交流等を土台に、民団の灯を消さないように一歩ずつ歩む」と決意を述べた。
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山口(姜昌憲団長、25日=第45回) 団長には2人が立候補し、新団長に林源玉前顧問が選出された。黄正吉議長と河正明監察委員長は再選された。
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佐賀(鄭清俊団長、25日=第38回) 新団長に朴弘正前副団長兼事務局長を選出、金基善議長と李成俊監察委員長は再選された。朴団長は「県下団員の高齢化が進んでおり、とにかく次世代育成へ若い世代や子どもたちが喜んで集まれる場を増やしていきたい。旧支部の役員も本部役員の一員として参与してほしい」と語った。
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鹿児島(金範哲団長、25日=第24回) 3機関長とも単一立候補で、団長に許健石前議長、議長に趙泳鏡前副議長、監察委員長に李賢雄前副団長が選ばれた。
(2018.3.28 民団新聞)