掲載日 : [2018-04-11] 照会数 : 6750
民団地方委員会・総会終える
2018民団地方委・総会が3月30日までにすべて終了した。
▽青森(趙重憲団長、3月26日=第54回)創団70周年記念式典を6月11日に開催する。今年度は東北地方協議会の開催県として最善を尽くす。次世代事業は再重要事業として継続。
▽山形(車壽鎔団長、3月26日=第24回)新定住者と日本籍同胞の子弟を対象とする「週末ハングル学校」を村山と鶴岡の2カ所に開校した。韓日関係の改善を目指して、自治体や日韓親善協会などとともに草の根交流の拡充にも力を入れてきた。特に地域団体と共催した韓日文化公演は、創団70周年にふさわしい盛り上がりをみせた。車団長は地域社会にもっと貢献できるよう引き続き努力していくと述べた。
▽秋田(朴金芳団長、3月26日=第23回)昨年に続き支部活性化、戸別訪問の実施に取り組む。特に独居暮らしなどの高齢者団員宅を重点的に回る。次世代育成へオリニ林間学校を継続する。
▽栃木(崔龍治団長、3月28日=第68回)創団70周年記念式典を7月27日に開催する。式典には日本の各界から来賓を招き、「韓日友好の夕べ」も行う。
▽大分(呉成秀団長、3月29日=第65回)創団70周年記念事業を予定している。呉団長は「時代に即応する確固とした基盤の再構築をに向けた出発点にしていく」と述べた。総括報告によれば、昨年、杵筑海の家でのオリニ夏季キャンプには保護者を含め約80人が参加した。
▽愛媛(金鐘哲団長、3月29日=第1回)次世代育成セミナーは日本国籍のオリニや保護者も対象に含めて実施する。高齢者や障がい者など、民団から疎遠になっている同胞への支援も行う。金団長は「前年度同様、一人でも多くの同胞が民団に集まるよう活動したい」と述べた。
強制徴用により犠牲となった同胞慰霊事業は継続。昨年は県と韓国を結ぶ航空路線の紹介に努め、搭乗率のアップに貢献したことが報告された。
▽福井(尹鐘鎭団長、3月30日=第2回)水原と福井の両市JCが今年度から交互開催を計画している韓日少年フットサル親善試合を支援していく。両JCは65年に姉妹関係を結び、今日まで活発に交流を続けている。83年には両市の商工会議所も姉妹関係を結び、01年には友好都市の契を結んだ。このほか、県と福井大学、丹南ケーブルTVを訪ね、学術・文化交流の希望を伝えた韓国・大田市のハンバット大学も支援していく。
(2018.04.11 民団新聞)