掲載日 : [2004-01-21] 照会数 : 4451
韓日オリニが音楽会 双方の伝統音楽で交流(04.1.21)
【滋賀】こころ暖まろう、をメインテーマに「日韓のこども達が手をつなぐ音楽会」が9日、大津市の滋賀会館で開かれた。韓国・全羅南道光陽市の光陽製鉄南初等学校の生徒80人と、大津児童合唱団(80人)、仰木太鼓保存会のこども達(36人)、知的障害者施設「ノエルしごとの家」の仲間やこども達が音楽を通して交流を深めた。
韓国の「青少年善導協議会」から滋賀県で公演を開きたいと、昨年9月に申し出があり、同音楽会実行委員会を立ち上げた。県や市とタイアップしての合同音楽会は初めて。同委員会主催の安相鳳委員長(民団滋賀県本部団長)は「21世紀を担うこども達が友好と相互理解を深めることは意義深い」とあいさつした。
韓国側のカヤグム演奏や「珍島アリラン」のチャンゴ演奏、四物ノリの力強い演奏、また日本側のメドレー打ちの太鼓演奏や同合唱団の「故郷の春」の歌声に、会場を埋めた1000人の観客から拍手が送られた。
(2004.1.21 民団新聞)