掲載日 : [2004-01-21] 照会数 : 5951
<母国春季学校>募集開始 3月3日出発10日間(04.1.21)
在日同胞大学生対象 共に学び考える
貴重な機会に…慶州などへ修学旅行も
在日同胞の大学(院)生、短大生と高校卒業後の2年生以上の専門学校生を対象に、毎年春休みを利用してソウルで開かれている「母国春季学校」が、今年は3月3日から12日まで9泊10日の予定で実施される。日頃同胞同世代と接することの少ない全国各地の大学生らが出会い、「母国の素顔」に触れながら共に学び、地方や古都も歩き、考え、親睦と友情を育てる貴重な機会として人気の高い同学校の参加者定員は70人。現在、各地民団で参加者を募集中(締め切りは2月23日)。
70人規模で
母国春季学校は、祖国を訪れる機会のなかった在日同胞子弟に韓国を直接体験してもらい、民族的素養を少しでも身につけ、祖国理解を深めてほしいとの願いから、当初は、夏休みを利用して高校生と大学生を対象に「夏季学校」の名称で66年から開始された。
79年から、対象者の年齢に応じた企画内容と大学生の立場を考慮して、高校生は夏休みを利用し「夏季学校」、大学生は春休みに「春季学校」として分離開催されるようになった。これまで1万人を超える在日同胞学生が参加している。
韓国政府教育人的資源部の主催で同部傘下の国際教育振興院が主管して実施される。今年の場合、一般教科(韓国語・会話、特別講演、グループ・パネル討議、発表会など)、現場学習(景福宮・民族博物館見学、戦争記念館観覧、安東大学との交流、安東民俗村見学、古都・慶州訪問、独立記念館見学などを含む2泊3日の修学旅行、ソウル市内オリエンテーリング、青瓦台見学など)、特別活動(サムルノリなど)に分けて行われる。
参加費用は、出発空港によって異なるが、民団が学生1人につき4万円を支援する。
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問い合わせは各地民団地方本部および支部、または民団中央本部文教局(電話03―3454―4615)へ。
(2004.1.21 民団新聞)