掲載日 : [2018-07-25] 照会数 : 6229
創団70周年市民と祝う…民団富山・韓日交流芸能祭に千人
[ 韓国のバラード歌手ソン・シギョンさん(中央)と関係者 ]
【富山】「日韓交流芸能まつりイン富山」が15日、富山市内のオーバードホールで開催された。民団富山本部(金仁団長)が創団70周年記念事業として企画。前売りチケットを完売し、会場は全国から駆けつけた約1000人でにぎわった。
メーンゲストとして韓国を代表するバラード歌手、ソン・シギョンが登場すると、歌声に感激して涙を流すファンも見られた。このほか、無国籍打楽器集団「サラマレクム」と日本人歌手2人が出演。最後に富山とソウルを結ぶ往復航空券などが抽選で観客にプレゼントされた。慶尚南道から韓日親善協会の崔相決会長をはじめ6人が来賓として参席し、公演を見守った。
事業を企画した金団長は「公演を終えると、観客からは『素敵なステージを企画してくれてありがとう』といった感謝の言葉をいただいた。若い新定住者も『民団のためになにか手伝いたい』と言ってくれた。富山民団の活動を日本の方々や同胞に知ってもらういい機会になった」と感想を語った。
公演に先だって県本部会館で70周年記念式典が行われた。民団中央本部から鄭夢周副団長が参席して呂健二団長の祝辞を代読したほか、県日韓親善協会から成田光雄会長が参席した。
席上、婦人会富山本部の鄭秀子常任顧問が駐新潟総領事館から功労者表彰を受けた。
(2018.07.25 民団新聞)