掲載日 : [2018-08-08] 照会数 : 6043
団員を対象に伝統音楽教室…民団中野支部
[ チャンゴを指導する李昌燮さん ]
民団東京・中野支部(朴春子支団長)は3日、中野区内で団員を対象とした「韓国伝統音楽教室」を開催した。昨年に続き2回目。講師は同支部団員で著名なサムルノリ奏者として知られる李昌燮さん。婦人会のメンバーなど8人を相手にレッスンを担当した。
指導は2時間みっちり。チャンゴの基本的なリズムを繰り返しながら30分後には民謡「アリラン」を歌いながら演奏した。李さんが指導の合間に解説した国楽の歴史も好評だった。
ある70代女性は「気持ちがいい。若いころに韓国中央会館で韓国舞踊を習ったときの記憶がよみがえってきた」と喜んでいた。また、別の80代の女性は「人生120年時代。やりたいことに興味をもってチャレンジしていればいつまでも若くいられる。2時間が長いとは感じなかった」と感想を語っていた。
李さんは「民団支部で伝統音楽を大事にして、団員のためのレッスンを主宰してくれるのはうれしい」と歓迎していた。
李支団長は「来年も継続したい」と語った。
(2018.08.08 民団新聞)