掲載日 : [2018-08-15] 照会数 : 6339
オペラに映す在日像…民団鳥取 創団70周年音楽会
[ 民団会館では珍しい韓日オペラコンサート ]
【鳥取】民団鳥取本部(黄龍也団長)は5日、同本部会館で韓日オペラミニコンサートを行った。同本部の創団70周年記念事業として薛幸夫常任顧問が実行委員長として企画立案し、プロデュ‐スまで担った。
出演は地元で活躍するソプラノ歌手、寺内智子さん。ピアノとフルートの伴奏をバックに著名なオペラのアリアや韓日の歌曲など8曲を熱唱した。
サブタイトルは「音楽は国境を民族を、国家を超えるか?」とした。薛実行委員長は「今回のコンサートは韓日ではなく、韓日伊独でもある。ハイブリッドな混淆と多様性による越境の歓びを、本日は音楽をもって提供する。また、『在日』も越境の民である」と趣旨を説明した。
曲目は「鳳仙歌」「イムジン河」「浜辺の歌」「ふるさとの」「みそさざい」「蝶々夫人より、ある晴れた日に」。アンコールで「ボカリーズ」と「ラ・ボエーム」も熱唱。会場はほぼ満席になった。
(2018.08.15 民団新聞)