掲載日 : [2018-09-12] 照会数 : 6578
民団南武支部60周年…式典で過去から未来を展望
[ 今後の支部活動への意欲を語る金竜也支団長 ]
【神奈川】民団南武支部(金竜也支団長)の創団60周年記念式典が9日、川崎市内で開かれた。民団神奈川本部の李順載団長と李明烈駐横浜総領事、日本側から伊藤弘副市長をはじめ神奈川県日韓親善協会連合会の斎藤文夫会長、自民党の田中和徳衆院議員ら120人が参席した。
金支団長は「支部を築いた歴史の証人の皆さんと過去から現在を見つめ、未来へと一丸となって末長く支部活動の歩みを続ける」と開会辞を述べた。大会長の金在斗常任顧問、実行委員長の秋政成南武商工会議所会長も「民団組織を次世代へ継承していこう」と呼びかけた。組織有効者への感謝状は民団の故趙〓参氏(子息の趙龍済民団中央本部副議長が代理受領)、商工会議所の趙成允氏、婦人会の高時 さんがそれぞれの組織を代表して受け取った。この日の式典は同支部の敬老祝賀会も兼ねており、最高齢者の姜東元さん(99)が表彰された。
同支部は多摩川河畔の同胞砂利採取労働者らによって集落が形成され、1957年1月17日に結成された。
(2018.09.12 民団新聞)