掲載日 : [2018-09-26] 照会数 : 6993
地震から2年、韓日文化交流の拠点に…熊本韓国会館が竣工
[ 落成式には駐福岡総領事館の孫鍾植総領事、白眞勲参議院議員、県日韓協の北里敏明会長らが祝いに駆け付けた ] [ 広く地域に開かれた新会館 ]
【熊本】2016年4月の熊本地震で被災し、大規模半壊と認定された民団本部会館が解体され、熊本市中央区本山の跡地に新会館「一般社団法人韓日文化交流センター熊本会館」が竣工した。
敷地面積182・56平方㍍、建坪99・29平方㍍の3階建て。総工費6500万円。1・2階には韓国語や韓国料理などの講座を行うための3部屋を設けた。金泰汶団長は「新会館を使って韓日文化交流と次世代同胞のために活動していきたい」と抱負を語った。
10日の落成式には駐福岡総領事館の孫鍾植総領事、白眞勲参議院議員、県日韓協の北里敏明会長らが祝いに駆け付けた。民団からは中央本部の呉英義副団長をはじめとして福岡、佐賀、長崎、大分の各県本部団長が参席した。この日は引き続き市内のホテルに場所を移し、同本部の創団70周年式典を開催。翌11日には地震で被災した市民1000人を慰労する韓国伝統芸術公演を行った。
(2018.09.26 民団新聞)