掲載日 : [2018-10-01] 照会数 : 6506
民団愛媛初の韓国伝統舞踊公演が大盛況
[ 「ポドルフェ」による扇の舞をはじめ宮中舞踊や民謡舞など10種類の演目が披露された ] [ ダイナミックな農楽の演奏に観客は大喜び ] [ 韓国伝統打楽器を体験する企画も好評だった ]
韓日友好親善イベントの一環として民団愛媛本部では9月29日、松山市の愛媛県美術館ホールで韓国フェスタ愛媛2018を開催した。
同フェスタは韓国伝統舞踊団「ポドルフェ」による宮中舞踊、民謡舞、農楽など全10のプログラムの公演。韓国の伝統文化紹介トークや楽器体験をはさんで約2時間行われた。
会場には県内の同胞と日本人客約140人がつめかけた。西日本豪雨で被災した大洲市や宇和島市からも日本人家族ぐるみでかけつけ、「昔、韓国で見た舞踊をもう一度見たくて家族で参加。落ち込んでいた心が癒されました。韓国で見た公演よりも迫力があり感動しました。元気をいただきありがとうございます」と喜んでいた。
また、民団のイベント参加は初めてという同胞2世のひとりは「オモニが昔、いつも歌っていた曲もあり、感情のこもった踊りを見て涙が出た。今後は積極的に色々な行事に参加したい」と話していた。
親子孫の3世代で訪れた同胞家族も「韓国の本格的な伝統舞踊は初めて観た。こんな間近で観て感動の連続」と目を細めていた。
公演終了後も、拍手が鳴り止まず、観衆客は、なかなか席を立とうとしないほどないほど大盛況だった。
民団愛媛県本部が韓国伝統舞踊公演を主催したのは初めて。韓国の伝統楽器の体験演奏もあり、オリニから大学生、高齢者まで老若男女が積極的に参加した。