掲載日 : [2018-10-10] 照会数 : 6614
創団当時の原点同胞協助大切に…民団湘中支部60周年の誓い
[ 手に手をとり輪になって踊る参席者たち ]
【神奈川】民団湘南中部支部(鄭眞志支団長)の創団60周年記念式典が9月30日、藤沢市内で開かれ、約60人が参席した。鄭支団長は「共助の気持ちを持って集まり、在日として抱える諸問題を一緒に考え、相談できるような支部を共に築くことが創団60年の思いを引き継ぐ我々の責任である」と新たな決意を示した。
来賓として民団神奈川県本部の李順戴団長、湘南日韓親善協会の木村三男会長、塚本昌紀藤沢市議会議員、駐横浜総領事館の姜福遠領事らが参席。木村会長は「日韓親善協会も民団とともに地域社会の中で貢献していく。日本と韓国が近くていちばん親しい国となるよう、これからも仲良くやっていきたい」と祝辞を述べた。
式典後の祝宴では、同支部の設立から現在までの歴史をスライドショーで振り返ったあと、婦人会によるコーラスやカラオケなどで盛り上がった。チャンゴの演奏が始まると皆が輪になって踊り、会場の雰囲気は最高潮に達した。
記念式典に先立って行われた「長寿セミナー」では参加者に記念品が手渡された。同支部は1957年11月30日の設立。藤沢市・鎌倉市・茅ヶ崎市・寒川町を管轄している。
(2018.10.10 民団新聞)